撮影 2011年8月10日 つくば植物園 |
ミズギボウシ (水擬宝珠) 別名: 英名: 学名:Hosta longissima Honda var. brevifolia F. Maek. クサスギカズラ科(旧ユリ科) ギボウシ属 |
・ 原産地は日本、東アジア。多年草。 ・ 分布は愛知県以西の本州、四国、九州。湿原の周辺に生育する。 ・ 細長い花茎を出し、ややまばらに花を付ける。 ・ 花の内側には濃紫色のすじがある。 ・ 花の付け根の小さな葉(苞)は舟形にくぼむのが特徴。 ・ 花茎の高さは50cm〜1m。 ・ 花の色:白、淡い紫色。 ・ 花径は4cm内外で、濃紫色の脈がはっきりとしている。 ・ コバギボウシに比べて花はあまり開かず、雌しべは花冠外にあまり出ず、花数は少ない(3〜7個)。 ・ 開花期:7月〜9月。 ・ 同じく湿原に生育するコバギボウシに比べて葉は細長く(幅は2cmほど)、葉柄との区別は明瞭ではない。 ・ 葉の長さは30cmほど。幅は約2cmでギボウシの中で最も細い。(注) ・ 名前の由来は、水辺に生育するギボウシ。 ギボウシは蕾が花茎の上に集まっているのが、橋の欄干の擬宝珠に似ることから。 ・ 用途: ・ 花言葉:(ギボウシ全般)「落ち着き」、「静かな人」 ・ 7月17日の誕生花 *コバギボウシ、オオバギボウシ、トウギボウシ、湿った場所に生えるミズギボウシ、湿った岩場に生えるウナズキギボウシなど多種。 *コバギボウシは花被片の内側に筋が入るがオオバギボウシには筋が無い。 *スジギボウシの葉には白い筋が入る。葉の縁はウエーブがかかる。 *ミズギボウシはコバギボウシに似ているが葉の幅が細い(約2cm)。花被片の脈がはっきりしている。 *葉の大きさ:オオバギボウシ>ギボウシ>コバギボウシ。 (注)写真のミズギボウシの葉は2cmより広く、決して細長くありません。 しかし、植物園からの回答でもこれは、ミズギボウシだとのことです。 コバギボウシとの雑種を作ることがあるので葉の形態で判断することは困難だとの説明でした。 |
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